ポリープの大きさや状態によってはその場で切除してしまうこともあり、このようなポリープ手術の場合には入院をすることもなくその日のうちに帰宅することができます。
そのため、 内視鏡検査で腫瘍性ポリープが発見された場合は、基本的に良性・悪性問わず切除をおこないます。
<観察のみで検査が終了した場合> お腹が落ち着いてから温かい飲み物を提供させていただきます。
前日までの食事内容 前日までに食事には気を使っておく方が良いものです。
はちみつレモンなどの缶飲料も、ミルクや果肉の入っていないものでしたら飲んでいただけます。 編集部 大腸の検診は何歳ごろから受けるべきですか? 丸岡先生 40歳を過ぎると、大腸がんのリスクは上がります。
1おならが出るに従い腹満症状は徐々に改善します。
飛行機は気圧が変化するため出血リスクがあり、特に避ける必要があります。
粘膜のすぐ下にある粘膜下層に生理食塩水を注入することでポリープを持ち上げてからスネアをかけて切除します。
ただし、水分はとって構いません。
留置スネア ポリープと粘膜の間が茎でつながっているケースがありますが、茎には太い血管が通っているためそのまま切除してしまうと大出血を起こす可能性があります。
当院では、意識がなくなるような麻酔は行いませんが、感覚を鈍らせる麻酔を使用することもあります。
しかし、中には内視鏡まで時間がなく即効性が高いものを摂取する必要があるという人もいます。
野菜を食べる場合には必ず火を通したものにしましょう。
ポリープを切除した後に注意する必要があるのは、 食事、入浴、運動です。
ビタミンCは、緑黄色野菜、その他の野菜、果物類に多く含まれています。 8日目以降であれば、通常の生活に戻ることが可能となります。
9その後は、水・お茶などの透明な水分以外は摂らないで下さい。
無理をすると過度の出血など合併症を起こす可能性があり、放置すると血圧低下や心不全の原因になります。
編集部 良性の場合、心配はないのでしょうか? 丸岡先生 良性ポリープでも放っておくと、がんになるリスクを持っています。
但し、検査時にポリープを取った後の3日間はミルクを入れずにブラックや ストレートにして下さい。
17ポリープ切除後の食事の注意点 ポリープを切除した後は、どんな生活をしていても良いわけではありません。
下痢を起こすと腸内の 圧力が高まり、出血をひきおこす可能性があります。
また、胃を全部取った方ではビタミンB 12の吸収障害により、手術後6年くらいしてから貧血が起こります。
散歩などの軽い運動は検査翌日から可能ですが、腹圧のかかる運動(ゴルフ、テニス、ジョギングなど)は 1週間避けてください。
4特に手術当日、翌日までは食事内容に細心の注意が必要です。
これは、内視鏡スコープという管の先にカメラがついたものを肛門から挿入して大腸まで送り込み、大腸内部の様子を観察していく検査です。
症状が自覚されるようになるのは、 病変がある程度進行してからだと言われています。