彼は,イリョンにオンマとは全く違う,暖かくて親切な世の中を見せる。 監督・脚本は、本作が長編初監督作となるハン・ジュニです。 俳優陣の演技力も高く、どの俳優も役にはまっていて、素晴らしかったです。
普段美人女優と呼ばれている人が、いくら役柄とはいえスッピンでそばかすだらけ、しかも太って腹も出てるなんてなかなか出来るもんじゃないです! 映画やドラマで見る闇金業者より圧倒的に恐ろしく、金のためなら臓器売買や人身売買はもちろん殺人も日常茶飯事という人物です。
2015年製作/111分/韓国 原題:Coin Locker Girl 配給:「コインロッカーの女」上映委員会 スタッフ・キャスト 最初はかわいらしい真似事だったが、借金取り、そして臓器売買の手助けをする家族の一員となった・・・料理人の青年の貧しいのに陽気で優しいところに心惹かれてしまったイリョン。
とことん闇金ファミリーの「掟」重視で話が進んでいく。
2011年の映画『ブラインド』でデビュー。
ストーリー [ ] 産まれたばかりの赤子が地下鉄のコインロッカーに放置され、それを保護した警察によって10番のロッカーに入っていたことからイリョン(「10」)と名付けられる。
普段は美人なキムヘスも、そばかすだらけの顔で、お腹が出て貫禄たっぷりの闇の女帝に変身! 冷酷な女帝の怖さと「母さん」として最後にみせる暖かさを見事に演じています。
このように犯罪ドラマでありながら思ったほど暴力シーンの連続というのではなく、残虐な行為を淡々とこなしていくシーンがあるからこそ日常が麻痺しているだと感じて怖さを感じるんです。 html 親のいない子達が闇社会の犯罪集団に育てられ、生き残る姿を描いたまさに韓国ノワール映画らしい映画です。
10そして,イリョンは,オンマになくてはならない子供として育つ。
しかし、イリョンは直前で自閉症の兄を殴り、ソッキョンを逃そうとする。
ソッキョンに出会い人の優しさに触れ、徐々に変わっていきます。
第2回韓国映画制作者協会賞:主演女優賞(キム・ヘス)• 「家族」であっても裏切り者は抹殺し、生き残りたければ「家族」をも倒さなければ生き残れない…。
14イリョン:• オム・テグさんの役もそこまでスポットが当たるものではないのですが、怖さもありながら家族思いな一面も見せ後半の活躍にはグッとくるものがあります。
ここまでやりたい放題して(親心を隠す)仮面を被ったまま結末を迎える母はいかがなものだろうか?と問いたい。
やがて大人になったイリョン(キム・ゴウン)は母さんの経営する闇金融業を手伝うようになるが……。
独立してからも「母さん」に上納金を納めなければいけない事に不満を抱き、「母さん」を始末しようと企み始めます。 そんな過酷な環境の中でも、「母さん」の愛、「兄」の愛、「姉」の愛が、普通とは違う形で感じることができ、涙を誘います。 [ 予告編 ] 関連&オススメ作品! 新しい世界 韓国版ゴッド・ファーザーこと【新しき世界】、どっぷりと渦巻いて黒い作品です。
12本作は闇社会について描かれた作品でありながら、家族について描いた作品でもあり、物語に入り込むと終盤は泣かされることになります。
第35回韓国映画評論家協会賞:主演女優賞(キム・ヘス)• 2007年の映画『奇談』でデビューして以降、数々の映画やドラマに出演。
韓国映画ならではの暗さや怖さはありますが、ただ単に暗いだけの内容ではなく、暗黒街で育った少女の細かい感情や、葛藤、愛の形を独特な形で表現していて、どこか共感でき、心が痛くて涙なしには見れない作品となっています。
コインロッカーのラストシーンで「実はお前(主人公)を想っていたんだよ、、、」と言われてもねぇ。
見終わった後に、余韻が残ってしまうほど。
安藤サクラを彷彿とさせるキム・ゴウンの好演 悪かった点• スカートなんてはいたことがなかったのに、スカートをはいてみたり、戸惑いながらもソッキョンに惹かれていくイリョン。
今まで感情を殺し、闇社会を生き抜いてきたイリョンは、ソッキョンに出会い初めて人の優しさに触れ、戸惑うと同時に今まで感じたことのない感情が芽生えはじめます。 それを物語中で語っていないこの映画。
4もう日本じゃあまりお目にかかれない暴力団映画もこうやって韓国で生き延びているわけですな・・・ためいき。
第35回韓国映画評論家協会賞:韓国映画評論家協会選定10大映画賞•。
暗い内容の中にあるソッキョンの明るさが、暗い映画に光を注いでいます。
ファミリーの中でも一番まともで冷静沈着な性格です。
ホンジュ:• なんだか歴史は繰り返す!みたいな終わり方で、悪の組織はこうやって生き延びるんだな~としみじみ感じる。
スポンサーリンク コインロッカーの女 あらすじ コインロッカーの中にへその緒がついたまま捨てられていた赤子は、ロッカーの番号が10番であったことから10という意味のイリョンと名付けられました。
月日が流れ、イリョンは「母さん」の右腕に。
キム・ヘスさん、キム・ゴウンさんの演技力は凄まじく、この二人の関係の変化を追った作品とも言えます。 裏切り者は許さず、冷酷非道なことも平気でする絶対的な存在です。 それは、とてもじゃないけど綺麗とは言いがたい…。
15焦点は何処だったのだろうか? デカいファミリーの割にはビックなマム(母)には全然思えず、器がちっちゃい映画でした。
一度は捨てられますが、自力でチャイナタウンに戻ってきたため、その根性を「母さん」から見そめられ闇社会を生き延びてきました。
エグめの韓国映画が好きなら是非ともオススメしたい一作です!これを機にもっと色々な韓国映画を観ていきたいな。